刑事被害者側で示談金額を増額できました

ある刑事事件の被害者側の代理人を担当させていただきました。

罪名は重大犯罪に分類されるもので、加害者は無罪を主張したいと希望しているようでした。

そんな中で、当初、加害者から提案されていた示談金額は2桁でしたが、交渉の結果、大幅アップし、3桁での示談が成立しました。

刑事事件の場合お金で解決できることではありませんが、被害者の方には、少なくとも金銭面では相応の賠償だと思っていただけたようで、当職としても金銭面ではお力になれ安堵いたしました。

被害者救済の制度が整備されたとはいえ、刑事裁判は被害者の方にとっても、やはりまだまだ精神的苦痛が大きいものです。

できる限り、裁判となる前に十分な金銭賠償を得て示談してしまった方が、被害者の方にとっての早期解決となることも多々あります。

理不尽に平穏な生活を奪われる苦しみや悲しみは計り知れません。加害者に償わせ、少しでもお気持ちが楽になるよう、お力になれれば幸いです。