不貞慰謝料250万円超判決
不貞相手に対する不貞慰謝料請求訴訟で,250万円を超える一部認容判決を獲得しました。
事案の概略
・婚姻期間は約10年,子あり
・配偶者と被告が連絡を取り合っていたのは3か月程度,不貞は1回
・不貞が原因で離婚に至った
・被告及び配偶者は全面否認
・証拠写真無し
発覚後,被告と配偶者は不貞を認め謝罪していたため,ご依頼者様はご自身で被告と示談を進めていました。
しかし,いざ和解締結の段階で,被告と配偶者の態度が一変。全面否認に転じたのです。
証拠も消されてしまい,有力な証拠が手元にない状態で,憔悴しきってご相談に来られました。
今までの証拠はもう手に入らないとしても,今後の話し合い等をうまく活かしていただくことにし,アフターフォローが功を奏しました。
判決でも全面否認されましたが,徹底的に時系列を整理し,限られた証拠と照らし合わせて主張を固め,当事者尋問もクリアし,類似事件としては高額の認容判決を獲得することができました。
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